筆文字・描き屋工山

恋尓(に)  
子(こ)香(か)れて  
なく世(せ)身(み)  
夜(よ)りも
奈(な)閑(か)ぬ  
本(ほ)多(た)るか  
美(み)を  
こ可(か)寸
(す)
「恋に焦がれて鳴く蝉よりも
   鳴かぬ螢が身を焦がす」